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2011. 10. 05  
我が家の次女であるフレンチブルドッグの福嬢。
陽気な性格で、誰にでも腹を見せ、撫でて貰いたがる人懐こさが可愛い。
でも実は、かなりの頻度で病院通いをしている体質の弱さを併せ持っている…(涙)

元々フレンチブルドッグは改良犬種でもあるため、体質的に丈夫だとは言い難いらしい。
アトピー体質で気を抜けば皮膚に湿疹ができ、牛乳アレルギーもあり、脂肪がつきやすいので、低分子ローカロリー、アレルギー対応のフードを食べている福嬢。

先日も血尿が出たので、慌ててかかりつけの動物病院に駆け込むと、尿結石とのこと…(涙)
採尿サンプルを顕微鏡で見てみると、キラキラしたダイヤモンドのような結晶が沢山!!それからというもの、PHコントロールの処方餌で尿酸値を下げるよう努めている。

そしてまたまた問題発覚。いつも後ろ足を引きずるように歩くので、片側の足ばかり歩きダコが出来る。気になってレントゲンを撮って貰ったところ、股関節の接続が緩いことが判明…。

病院に行くと、私は「福ちゃんのお母さん」と呼ばれる。フレンチブルドッグを生んだ覚えはないのだけど、やはり私は福ちゃんのお母さんである。特に最近、母親の自覚が強くなってきた。
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話しはそれるが、私は子供の頃から実家で色々な動物を飼ってきた。
九官鳥、ウサギ(合計約20羽)、ハムスター、金魚、柴犬、シーズー。
餌をやったり、小屋の掃除をしたり、散歩やシャンプーをしたりはするのだけど、今思えば「ペット」という意識でしかなかったように思う。
学生時代はバイトだサークルだと家には殆どいなかったので、ペットのお世話を「絶対的」なものとは感じていなかっただろうし、母がしてくれていたので任せっきりであった。

ところが現在、親になって初めて動物を飼ってみると、自分の心構えが今までとは明らかに違うのだ。
体調を気遣い、ちょっとした変化にも敏感になり、処方箋ドッグフードが高価でエンゲル係数が高かろうが、医療費が高くつこうが、「我が子」なのだから当然だと思うようになった。
単なる「可愛い存在」ではないのだ。

特に今、我が家の人間の子供達3人は反抗期真っ只中である。
小学校高学年の鉄男は口を開けば「今やろうと思ってたんだよ!」「いちいちうるさいなぁ!」
動けばドンッドンッ!(怒って乱暴に階段を登る音)バ~ンッ!(乱暴にドアを閉める音)と効果音付き。

低学年女子のチーコは口が達者になってきて、「バカじゃないの?」「あっそ…」などムカッとする物言いをしては注意され、また逆ギレする毎日。

3歳児のピー助に至っては、何でも「自分でやる!」の時期で母を手こずらせ、兄姉の言い方をコピーしたように「うるさいんだよ、バーカ」「お母さんなんか大っ嫌い!あっち行ってろ!」のオンパレードである…(涙)

福ちゃんだけが私の心の癒しだ。
つぶらな瞳でジッと見つめ、全てを包み込むような暖かな眼差し。
小さいけれど、温かくてずっしりと確かな生命の手応えを感じる重さ。
夜、猿3匹が寝静まった後に、「福ちゃ~ぁん」と頬ずりするときの幸福感と言ったら…。

子育てに疲れている方、動物に癒しを求めてみては…?
可愛がれば可愛がるほど懐いてくれるし、「うっさいんだよ、バーカ」なんて憎まれ口は叩かないし。

そうやって日々、福ちゃんに癒しを求める妻に「ヤバいんじゃないの?」「おかしくなったのか?」と言う夫の冷たい視線は感じるけど、そんなの無視して、癒されます、可愛いです、本当に…。

最近歯が抜け代わる前兆か、やたらと物を噛みたがる福嬢。
今日もお母さんの指をガジガジと甘噛み中。…それでも癒されます。
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ドキュメンタリー『未来を写した子どもたち』


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